日本一の親子孫水車。
水車の直径は親13.6m、子6.0m、孫4.5m。
平成3年に、当時の神郷町の町おこしで「日本一の親子水車」として誕生。
備中北部では昭和の中頃まで動力用水車は現役で、小川の水力を利用して、米の搗精(とうせい)や製粉(穀物の皮取り)などに使われていました。
水車を使わなければ、精米は、足踏みによる米搗きが必要となり、水車の利用で重労働から開放されたのです。
近代では、この動力が植物繊維をほぐす際など、製紙にも活用されていました。
米が割れないように丁寧に、米の品温を上げないで精米できるので、水車は酒造米の精米などでも重宝されました。
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