江戸時代末期に江戸幕府が蝦夷地の箱館
(現在の北海道函館市)郊外に築造した稜堡式の城郭。西洋式城郭。
五稜郭が築造されたのは1864(元治元)年
2014年に築造150年となりました。
また、2019年は五稜郭が舞台のひとつである箱館戦争(戊辰戦争最後の戦い)が終結した1869(明治2)年から150年、さらに注目が高まりました。
五稜郭は、開港を控えた幕府が北方防備のために築造を計画。
1857(安政4)年から、じつに7年がかりで完成しました。
星形の土塁と堀に守られて、中央に建てられたのが箱館奉行所(箱館御役所)。
4年ほど役所として使われたのち、箱館戦争で旧幕府軍の拠点となり、戦争終結後、1871(明治4)年に解体されました。