2022 9/14 旧函館区公会堂 北海道函館市


旧函館区公会堂は明治43年(1910)に建てられた、洋風建築の代表的建物です。


昭和49年(1974)に国の重要文化財に指定されました。


気品漂う内部には華やかな雰囲気の家具や調度品が展示されています。

旧函館区公会堂は、明治40年(1907)8月の函館大火により、町会所・商業会議所が焼失してしまったため、

住民の集会所・商業会議所の事務所として明治43年(1910)9月に竣工されました。

北海道特有の木造2階建ての擬洋風建築、
アメリカのコロニアル風洋館で札幌の豊平館と並んで、

明治期の洋風建築として注目される。



左右対称のポーチを持ち、回廊で結ぶ中央にベランダを配し、左右のポーチにもベランダを持つ。


屋根は桟瓦葺きで屋根窓を持つ。


外観は青灰色と黄色に彩られており、

ポーチの袖妻には唐草模様を配し、

玄関や回廊を支えるコリント式の円柱の柱頭に

洋風の装飾が配され、当時の日本人職人の洋風建築技法の

習得意欲がうかがわれる

1階には大食堂や球戯室、2階には大広間がある。


付属棟は木造平屋建であり、渡廊下でつながっている


本館の延べ床面積は1,761.308平方メートル(533.73坪)、付属棟は138.815平方メートル(42.06坪)である。

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